【体験談】大学中退してフリーランスになった話

体験談

こんにちは!ひきこの森を運営しているカイトです。

今回は、私が大学を中退してフリーランスになるまでの体験談をお話ししたいと思います。

大学を中退するか悩んでいる人や、中退した後の将来が不安な人の参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた人
カイト

20代社会人。Webライターとして在宅で仕事をしています。

【経歴】地元の工業大学に進学→大学2年生の頃に社交不安障害を患う→1年間休学したのち通信制大学に編入→家庭教師会社に就職→Webライターとして独立

大学中退と社交不安障害を経験しても、一人暮らしができる程度の収入を得ながら何とか生きています。

このブログでは、私と似たような境遇にある人が楽しく生きられるよう、体験談やおすすめの仕事などを紹介します。

学校や就活がうまくいかず、将来に不安を抱えている人のお役に立てれば幸いです。

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大まかな経歴

・地元の工業大学に進学
・大学2年生の頃に社交不安障害を患う
・1年間休学したのち、通信制大学に編集
・公務員を目指すも就職に失敗
・学生時代にしていたアルバイトの延長で、家庭教師会社に就職
・約2年家庭教師会社で勤務したのち、Webライターとして独立
・現在に至るまで、約5年間Webライターの仕事を続けています

大学中退の経緯

①社交不安障害を患う

大学中退の一番のきっかけは社交不安障害です。

社交不安障害という病気を簡単に表すなら”極度の恥ずかしがり屋”です。

他人が何を考えているのか、自分がどう思われているのかが過度に気になるようになり、2年生の頃から少しずつ大学に行く頻度が少なくなりました。

いまだに人混みは苦手ですし、買い物に行くだけでも結構精神的な負担があります…。

もともと私は小さい頃から引っ込み思案な性格をしていたため、周りに気を遣いすぎた結果、ストレスが積み重なって大学生のときに大爆発したのだと思います…。

それと、自分の性格や適性を自分自身で正しく理解できておらず、コンビニのアルバイトを軽い気持ちで始めてしまったことも良くなかったのかなと、今となっては思います。

お客さんに酷い態度をとられたり、上司から仕事を急かされたりするのってかなりのストレスですもんね…。

私と同じように内向的な性格の人や、コミュニケーションが苦手な人は、なるべく接客業は避けたほうがいいかもしれません

➁1年間休学したのち、通信制大学に転学

社交不安障害を患った時点で、大学を辞める方向に気持ちが傾いていたのですが、いきなり辞めるのは将来に強い不安を感じたため「休学」を選択しました。

「退学」を選択してしまうと、万が一再入学したくなった場合に書類審査や面接が必要になるので、復学の可能性が少しでもあるなら退学より休学のほうがいいと思います。

大学に通うのが辛い人は、
休学して、自分の今後についてゆっくり考えることをおすすめします!

休学中は、大学のことや将来の仕事についてずっと悩んでいました。

高い授業料を払ったのに辞めるのはもったいないなーとか、働かずに生きていきたいけど親に迷惑はかけたくないなーとか、そんな悩みです。

人とあまり関わらず、かつ自分にできそうな仕事を探す中で見つけたのがWebライターです。

Webライターの仕事については長くなりそうなので、また機会があれば詳しくお話しますね。

大学のほうは、やっぱり2年も通って辞めるのはもったいなく感じたので、通信制大学に転学することにしました。

修得済みの単位数にもよりますが、途中から編入できるのが通信制大学のメリットです。私の場合は3年次からの編入でした。

③公務員試験にチャレンジするも惨敗

現在はフリーランスのWebライターとして活動していますが、最初から目指していたわけではなく、もともとは公務員を目標にしていました。

民間企業と違って、会社説明会やインターンシップにほとんど参加しなくても就職できそう、というのが公務員を目指した理由です。

だいぶ舐めた考えですよね…笑。でも、人とのコミュニケーションが苦手な私にとっては、「会社説明会とかインターンシップとか行きたくない」というのが本音でした。

就活で説明会とかインターンに行かないといけないの本当に嫌ですよね…。

選考だけパッと受けさせてくれればいいのに。

受けた試験は法務省専門職員(保護観察官)」と「政令指定都市の社会福祉区分です。いわゆる心理・福祉系公務員ってやつです。

出題範囲は通信制大学での専攻分野と被っていたので、1次試験の筆記はどうにかなったのですが、どちらも2次試験の面接で落とされました…。

用意した回答を機械的に話すだけで面接官とあまり会話できなかったことや、ストレス耐性のなさを見抜かれたことが、面接で惨敗した原因だと思います。

その後、公務員試験への再チャレンジや民間企業への就職を検討するなかで、アルバイト先の家庭教師会社に声をかけていただき、そのまま就職することになりました。

結局、社会で働くのは自分に合わないと感じ、約2年後にはWebライターとして独立したのですが…。

大学中退後の選択肢

細かく分けるともっとありますが、大学中退後の選択肢は主に3つだと思います。

①他の大学に編入する

「他に勉強したいことが見つかった」「せっかく途中まで通ったのだから授業料や時間を無駄にしたくない」といった人に向いている選択肢です。

先にもお伝えした通り、現大学で一定の単位を取得していれば大学2・3年次から編入できますし、ダラダラと今の大学に通うよりいいかなと思います。

編入のメリット
・現大学で取得した単位を活かせる
・学びたいことを考え直せる

大学の人間関係に辛さを感じている場合は、私と同じように通信制大学に編入するのも一つの方法です。

通信制大学のデメリットとして挙げられやすい「卒業率の低さ」も、私はそこまで問題に感じませんでした。

教師に直接質問しにくい点や、情報の少なさには苦労しましたが、自分できちんと計画して勉強する管理能力があれば卒業は難しくないと思います。

➁就職する

最も一般的なのは、やっぱり公務員や民間企業に就職する道ですかね。

通学制と違って就職サポートをほとんど期待できない通信制大学への編入や、フリーランスにはそれなりのリスクがあるので、安定した収入を得たいなら普通に就職するのが無難だと思います。

ただ、就活では「大学中退」に対してネガティブなイメージをもたれやすい点には要注意です。

「勉強が苦痛」「通うのが面倒になった」などの理由ではどうしても選考に落ちやすくなるので、どのような目的をもって中退を選んだのかを明確にしておくのがポイントになると思います。

③起業またはフリーランス

自分のペースで働きたい人や、なるべく人と関わらない仕事に就きたい人に向いている選択肢です。

事業が軌道に乗るまで収入が安定しないリスクがあるものの、自分で好きなことをできるメリットがあります。

私の場合は1日5時間、週に5日ほど働いて、月に12~15万円程度の収入を得ています。

結婚や子育てを考えるには心もとない収入ですが、地方の一人暮らしでやっていく分には十分かなと思います。

在宅ワークなら出勤が必要ないので朝ゆっくりできる点や、煩わしい人間関係に悩まされる心配がない点も、個人事業主orフリーランスのメリットです。

どんな仕事をするにしても、やっぱりパソコンは必要ですかね。

私がやってるWebライターの仕事はもちろん、エンジニアやイラストレーター、ハンドメイド販売など、フリーランスとして活動するならパソコンは必需品になると思います。

大学中退していきなり起業するのが不安な人は、在学中にアルバイト感覚で業務委託の仕事を経験してみるのがおすすめです。

どんな仕事が自分に合っているのか、どれくらい稼げそうか、などをチェックしておくと、いざ大学中退したときに起業がスムーズになりますよ。

業務委託の仕事は、クラウドソーシングと呼ばれる仲介サービスを利用して受注する方法が一般的です。

たとえばクラウドワークスやランサーズには、ブログ記事の執筆や写真撮影のように初心者でもチャレンジしやすい仕事があります

クラウドソーシング「ランサーズ」
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